退職した高齢男性は職場を失い、居場所が無いストレスを若者にぶつけています。
電車の中や、近所で犬の散歩にイチャモン付けてくる高齢男性はいませんか?
若い女性が言いやすいからと、退職した高齢男性がイチャモンを付けてきてストレスを発散しようとします。
こんにちは。
いっちゃんです。(@hi_icchan_jp)
じつは、仕事一筋だった団塊世代は、仕事を離れると家庭にも外にも居場所がありません。
よって、定年になったとたん暇すぎる生活と居場所の無さにストレスを溜め込んでいます。
今回は、キレる老人が多い理由について書いて行きます。
居場所を失う団塊世代の退職男性
定年により会社に居場所を失った団塊世代の退職男性はストレスを抱えています。
なぜなら、会社に人生を捧げてきたため、退職すると家庭にも居場所がないからです。
だから、趣味の無い高齢男性はイライラしているのではないでしょうか。

イライラしてる年配の男性を見かけませんか?
今日は団塊世代の退職した男性の居場所について執筆していきます。
キレる老人の考え方
キレる老人は家庭や、地域社会に居場所が無く、世の中にストレス発散できる相手を探しています。
あまりニュースなどには書かれていないかもしれませんがあちことでキレる老人が多いと感じることはありませんか?
いっちゃんは電車の優先席、犬の散歩中に高齢男性に何度も出くわしました。
案の定、無理やりイチャモンをつけられました。

そして、イチャモンを付けてくるお年寄りに共通して思うことは、しつこいんですよね。
というのは、いっちゃんの犬の散歩で、気にいらないことがあったらしく、イチャモンをつけられました。
おどろくことに、高齢男性が50メートルほど後をついてきて文句を言ってきたんです。
大まかに言うと、以下の事を言われました。
- あんたどこから来たんや?
- 犬の糞の処理がなってない!
など上記のようないちゃもんをつけられました。
詳しく言うと、私が、もと歩いてきた方向に50メートルも戻って現場検証みたいな形でイチャモンをつける訳ですよ。

いや~、ありえないです。
ようするに、暇な人はイチャモンを付けて自分の存在意義を確認しているんですよね。
幸いなことに、家の場所は知られないように上手くまきました。
だから、今後は散歩する時も前後左右誰がつけてきているか確認しないと怖くて歩けませんね。
それ以外では、電車の中とかで、優先座席に座っている外国の方に、そこをどけ!!と、怒鳴っていました。
もちろん女性2人組の観光客です。
いちゃもんをつける人は、ちゃんと相手を見ているんですよ。
そう、自分より弱そうな人を見つけて八つ当たりしているのです。
だから、周りにストレスをためてそうな老人がいたら、近寄らないことが一番の対策です。

人生が順調でない人には注意するべき理由
人生が上手くいってない人は、弱くて仕返しができなそうな相手にストレスをぶつけます。
ある時、いっちゃんはしなびれたサラリーマン風の人に電車の駅で突然後ろから足蹴りされました。
ただの、ストレス発散なのでしょうが、これって、後から考えたら警察を呼ぶべき事ですよね。
こんな具合に居場所が無い人、仕事がうまくいっていない人は怖いです。
なぜなら、八つ当たりをできる相手を今か今かと探していますから。

たいてい、社会でうまくいってない人は弱い立場の女性の所にやってきて無理難題を浴びせてきます。
たとえば、以前病院で仕事していた際に警備の仕事をしている元警察官のおじいさんが以下のことを教えてくれました。
こういう仕事で弱い立場になる人のところにやってきて無理難題を浴びせる人は社会ではダメな奴らなんだ。

つまり、上手くいってない人は怒りを溜め込んでるので、刺激しないようにしましょう。
したがって、おかしいと思う人がいたら、近づいてはいけません。

ヤバいときは、逃げるが勝ちですよ。
高齢男性がキレる訳
仕事一筋の団塊世代の男性は定年退職すると、家庭でも嫌がられストレスを抱えているからです。
なぜなら、仕事一筋で、家庭をおろそかにしていた人が多いのです。
たいがい、趣味もしてこなかったため、定年退職すると家にも外にも居場所が無いのです。
よって、誰にも相手にされないストレスや不満を誰かで晴らそうとしています。
ひと昔前の、高度成長期と言われる時期のサラリーマンたちは家庭を犠牲にして働いてきました。
当時は、年功序列で出世していくのが普通だったため、仕事命でも充実した日々を送って来れたのです。
だから、休日もゴルフや接待など、人間関係は仕事関係のみでした。
ところが、退職をしたとたん、社会的地位を失い、人間関係も失ってしまいます。
もしかしたら、家庭をおろそかにしていた人は家にも居場所が無いかもしれません。
だから、趣味の無い人、仕事以外のコミュニティを築かなかった人たちは仕事以外で話す場所が無いのです。
そこで社会で居場所を失い、不満を持っている老人が大量に発生していると思われます。
一方で、女性は地域で人間関係を構築しコミュニケーションを通じて情報交換や趣味仲間がいることが多いです。
よって、定年後男性のような居場所をなくす人が割と少な目ではあります。
上述のように社会で居場所を失った人たちは家庭でもコミュニケーションがうまくいっているとは言えません。
たとえば、奥さんは、仕事一筋で働いていた亭主が毎日家にいることで、三食の食事を作らされます。
上記のように何かと世話を焼かされて息が詰まってしまう主婦が無理に外出してしまうことをよく聞くからです。
こういったことが社会問題になっていることを考えると、私たちは仕事以外にも自分のコミュニティを持つことが大切だと感じます。
日本の休暇、有給取得率の少なさも居場所を作る機会が少ない原因になっているといっちゃんは思います。
海外の社会福祉はどうなのか?
ヨーロッパの人たちは社会福祉が整っているため、自分の趣味に生かせる時間を確保して、人間らしく人生を楽しんでいます。
インバウンドガイドをしていると、ヨーロッパからの旅行者はバケーションという休暇を3か月取って日本に旅行に来る方もおられました。
ヨーロッパの税金は高いですが、大学まで無償だったり、高齢者福祉の充実している国もあります。
日本もヨーロッパのように社会制度が変われば良いですけど、実際は年金が2000万円不足すると言われますよね。
いまは、コロナ渦も影響して日本の社会のもろさ、経済のやばさが露呈しています。
自分の老後は自己責任、まさにアメリカ式ですね。
アメリカは国民皆保険が無いですから。
というのは、むかし、いっちゃんが知り合ったアメリカに移民した人たちは保険の心配をいつもしていました。
もしかしたら老後は東南アジアにリタイアビザを取って移住する人が増えるかもしれませんよね。
自分の老後も自己責任である
もはや、日本社会は私たちの老後の世話をしてくれません。
終身雇用の崩壊した現代、会社の言いなりだと将来お先真っ暗です。
むしろ、上述の様な居場所のない老後、もしくは急なリストラで同じく居場所のない老人の仲間入りをする羽目になりかねません。
皆が同じ人生を歩む社会こそがおかしな常識だったと、人々は気が付き始めています。
私も変わり者変わり者と言われてきました。
実際は、ただ単に環境がが皆と違っただけという事なのです。
私個人のアイデンティティはおかしいとは思いません。
いまは、自分の頭で考えて行動する習慣をつけています。
だから、他人視点の意見に惑わされないように自己肯定感を高めるように努力しています。
- ややこしい人を刺激しない。
- 無視をする。
- 関わらない。
- ビクビクしない。
上記の方法などが自分を守る方法だと思います。